2013/12/18
肝臓に勝つために
私は酒飲みです。だから肝臓がいつも悲鳴をあげています。かわいそうなので時々休肝日をつくってあげますが、ほとんど毎日飲んでしまいます。年間350日は確実に飲んでいます。お酒が強いかどうかでいくと量はそこそこです。ビールやカクテルやハイボールを10杯くらいは飲めます。10杯飲んでもちゃんと家に帰って上着にファブリーズをかけるくらいのことはできます。そして気持ちよく眠れます。が、8時間くらい眠っても次の日にお酒が抜けていません。私は飲み過ぎると確実に次の日を犠牲にしてしまいます。頭が痛くて首が動かせなくて体全体がだるい。もう何もやる気がしないのです。次の日を犠牲にしないための酒量はグラス5杯までです。でも将来はどうなるかわかりません。20代のころは何杯飲んでも8時間寝れば酒が完全に抜けました。30代は10杯くらいが限界になり、40代に入ると5杯しか飲めなくなりました。たぶん今までのツケで肝臓が少しずつ弱ってきているのでしょう。そのうちに3杯しか飲めなくなり、2杯になり、1杯になり、そしてゼロになる。つまり肝臓が死んでしまうのです。肝臓が死ねば当然私も死にます。肝臓が死なないうちに私が死んだら肝臓も死にます。肝臓が死ぬことによって私が死ぬのか、私が死ぬことによって肝臓が死ぬのか。私は肝臓との勝負に勝たねばならないのです。