2014/06/18
女性と母性
女性の中には二つの価値判断基準が存在すると思うのです。それは『女性』と『母性』です。女性の中の『女性』は客観的で非常にシビアな判断をしているように見えます。結婚するなら安定が大事だとか、収入いくら以上の男がいいとか、まあなかなか厳しい見方をするクールな価値基準です。一方『母性』の方はかなりゆるい判断基準で、受け入れることや許すことを前提にしています。元々母性は子供に対する愛情や包容から来ている価値基準ですから、『優しく・受け入れ・許し・守る』ことが前提なのです。つまり女性というのは厳しい目線で優秀な雄を選び、出来た子供をとことん守って行く。それが自然の摂理なのです。ところが人間というのは時としてこの自然の摂理に従わなかったりします。だめんずを好きになってしまう女性というのは、駄目な男に対して女性ではなく母性を発揮してしまうわけです。仕事ができないことや、だらしないことを優しく許し、ひ弱な男を「私が守ってあげなくちゃ」となってしまうのです。正直、女性の中の女性の部分にアプローチして選ばれるためには相当優秀な男でなくてはなりません。でも母性にアプローチするのなら結構いい加減でも何とかなるわけです。男にとっては素晴らしいことです。でももしかしたらこの母性というものが世の男たちを駄目にしているのかもしれないですね。