2012/10/31
もしも人生が200年だったら
もしも人生が200年あったら、ほとんどの夫婦は離婚すると思います。もちろん、すべての夫婦とは言いません。中には1000年だって連れ添える仲のいい夫婦もいることでしょう。でも残念ながら全体の9割以上は200年もたないと思います。それは我慢の限界がくるからです。死ぬまで離婚しなかった夫婦というのは「仲のいい夫婦」だったという印象がありますが、もちろん離婚しなかった夫婦のすべてが仲良しだったわけではない。熟年離婚する人に対して「何十年も一緒にいたのにどうして?」と聞く人がいますが、何十年も我慢したから限界が来たのです。我慢は心の中で蓄積されます。あと10年人生が長かったら、あと20年長かったら、我慢の限界を超える人は増えていくことでしょう。そう考えると人間の寿命を伸ばす努力というのもいかがなものなんでしょう。悩んでしまいます。