2014/04/09
能力とお金
能力を磨くこと。それがお金を稼ぐための正当な第一歩であることは間違いありません。でもそれだけでは足りない。というかものすごく稼ぐことはできません。もちろん能力にもよります。メジャーリーグで活躍できるほどの野球能力とか、プレミアムリーグで活躍できるほどのサッカー能力を持っているのであれば、何億円という収入を得ることも可能でしょう。しかし一般的なビジネスの世界では能力を磨くことによる収入には限界があります。なぜか。それは能力そのものは直接お金を生み出さないからです。例えばものすごくお手玉が上手な人はなぜ野球選手やサッカー選手のように稼げないのか。それはお手玉が上手いという能力をお金に変える『場』が無いからです。野球選手には野球さえ上手ければお金を稼ぎ出すことの出来る場があります。サッカーにもあります。でもお手玉には無い。これは決定的な差なのです。ビジネスの世界でも同じです。いくら高い能力を持っていても、その能力をお金に変えることが出来なければ意味が無い。だからほとんどの人はその能力を買ってくれる会社に勤めることになるのです。もしも自分の年収を劇的に増やしたいと思うのならば、能力を磨くと同時にその能力をお金に変える仕組みを作り出すしかありません。この仕組みこそがビジネスモデルというものなのです。