2013/08/21
デフレとは何か
経済のことは苦手な私ですがデフレが物価の下がる現象だということは知っています。物価と相対してお金の価値が上がる。インフレの反対ですね。物が安くなるのは嬉しいことですが、経済は繋がっているので物価が下がると企業の業績も下がり給料も下がります。物価と給料の両方が上がったり下がったりするのなら結果は何も変わらないような気がしますが、実際はそうではないようです。たとえ結果は同じだとしても毎年給料が上がっていくことが大事なのだそうです。給料も物価もどちらも3%ずつ上がっていく状態。それが精神衛生上もっとも快適な状態みたいです。でもどう思いますか。人口が減り続けて物が溢れている現代日本で物価が3%ずつ伸び続けることなどあり得るのでしょうか。もっと子供を産めばいいのか。あるいはもっと刺激的な商品を作り続ければいいのか。私はこう思います。デフレは必ずどこかで止まる。少子化も必ずどこかで止まる。いずれ安定した人口、安定した物価による安定した社会が訪れるでしょう。人口は増やし続けるわけにはいかないし、物も必要以上に作り続けるわけにもいかない。デフレとはつまるところ資本主義の成熟した形なのではないでしょうか。日本はきっと進化の最先端に位置しているのです。だから日本だけがデフレなのです。世界はきっと日本の後を追うことになると思います。