2014/04/16
時給を上げる努力
朝から晩まで一生懸命働いているのにあまりお金を稼げない人と、一日3~4時間しか働いていないのに人並み以上にお金を稼ぐ人がいます。もちろん、この両極しかないわけではありません。ほとんどの人はこの中間に位置しています。もしも、この二つしか選択肢が無いとしたら、誰もが後者をめざすでしょう。でも現実の世界は二者択一ではない。だからそういう働き方をめざす人はとても少ないのです。でもなぜこんな不条理なことが起こるのでしょう。生まれ持った能力でしょうか。育った環境でしょうか。世の中の不公平さと自身の運命を呪っている人は多いかもしれません。でもそれは違うと思います。この二つの人種の違いは運命ではなく時給にあるのです。片や時給が安い。だから朝から晩まで働いてもあまり稼げない。もう片方はものすごく時給が高い。だから3~4時間で十分に稼げる。収入は『時給×働いた時間』で決まります。働ける時間には限界がありますが、時給には上限がありません。この世の中で莫大な収入を得ている人は例外なく時給が高いのです。一生懸命に働くことと、一生懸命に時給を上げることは意味が違います。一生懸命に働いているけれども収入が増えないという人は、自分の時給を上げる努力をしていないのです。時給は他人が決めるものではありません。時給は自分の努力で上げていくものなのです。