2014/05/21
国境の概念
こんなことを書くとものすごく怒る人がいるかもしれません。でも書かずにはいられないので書いちゃいます。日本は人口が減少していくので移民を受け入れたらどうかと言われています。若い外国人の労働者に介護や現場の作業など、日本人がやりたがらないことをやらせようというのです。非常にやらしい戦略です。どうしてこういう発想が出てくるんでしょうね。私は移民を受け入れることは大賛成ですが、ちょっと方向が違います。『日本人=日本で生まれた人、日本国籍者から生まれた人』という概念そのものを変えてしまったらどうかと思うのです。日本人になりたいという理由は様々です。一番多いのはたぶんお金のため。来たくはないけどお金のために出稼ぎに来る。ちょっと空しいです。それに日本はそんなにも稼げる国ではなくなっていくでしょう。それよりも、日本が大好きな人を日本人にするのです。日本文化や日本の歴史などに対する理解度、関心度、大好き度をチェックし、一定以上のレベルで日本が大好きな人は無条件に日本国籍を与えてしまう。日本で生まれた人や日本国籍者から生まれた人が日本人なのではなく、日本という国が大好きな人が日本人なのだという定義に変えてしまうのです。そうしたら選挙やら税金の使い道やらで揉めることもなくなる。きっと凄く素敵な新しい国家が生まれると思うのです。